東京都印刷工業組合 千代田支部

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千代田支部について ABOUT CHIYODA BRANCH

佐野 志郎

佐野 志郎
東京都印刷工業組合
千代田支部長 佐野 志郎様
大正11年12月17日生
所属 千代田オフセット(株)

明快な支部長就任

ムコ殿の支部長が二代続いたわけですが、何れも優秀な傑物です。先ず支運営の方針として、第一は支部員の声を反映する。第二は支部員の和、第三は若い力の結集、この三本柱を掲げて力強く 2年間の活動方針を示した。佐野様は伊藤支部長のとき、参院選挙の井上計後援会作りと募金活動に、幹事長として全力を投入し、新村支部長のときは50周年記念事業の遂行に尽力した実績があります。

新調の支部族

昭和51年6月22日神田明神に於て、50周年記念事業の一つである新調の千代田支部旗人魂式を支部員40名出席のもと行われた。

物故者慰霊祭

昭和51年11月13日は寛永寺法輪殿において、第三回千代田支部物故者慰霊祭が行われ一ー一霊位を追慮し先賢の遺徳を偲んだ。

支部費修正

昭和52年4月18日支部総会において、支部費の修正が提案され可決した。本来、本部組合費に対して自動的に四○%相当額の支部費になっていたが、過去3年間据置きのままだった。その間に設備、人員に変更があり、事業者台帳に基いて改訂されておるので、支部費の公平を欠くことになるとの趣旨説明があり理解を求めた。

三代胸像画(レリーフ)設置

昭和53年2月8日 千代田印刷会館7階講堂壁に、会館建設功労者として伊藤集、新村長次郎、加藤保、三氏の胸像画(レリーフ)が飾られた。除幕式は支部関係者70名出席のもと挙行され、千代田印刷会館小史が出席者に配られた。中村正男会館社長は(前略)『千代田印刷会館にとりまして、伊藤集様 新村長次郎様、加藤保様お三方の輝かしい功績はもちろんのことですが、戦後の支部長であった 塚田十五郎様、加藤廣太郎様をはじめとする顧問団の諸先輩が、今日の基礎と方向を固め続々と時機を得た施策を打ち出し、歴代支部長各位によって完成されました事は、無上の光栄であり永く記念すべき一大事業であります。(後略)』とあいさつした。

新世会10周年

昭和53年4月2日千代田印刷人新世会10周年記念式典が、銀座資生堂パーラーで中村勝亮幹事長のもと、来賓、会員家族連れ80名が出席し盛大に行われた。併せて会旗の披露、10年史の刊行を祝した。歴代幹事長としてハ十島敏行、下谷隆之、永田眞一、新村敏明、 筒井尚売、加藤純男、山口雅也、青木宏至、中村勝売の皆様が、各期のテーマ説明と共に紹介された。感激された新村長次郎様から多顔の寄贈があったことは前に述べた通りです。

横顔

佐野様は福井県出身で酒造りの御曹司とうかがってますが、頭脳明晰で女房役の手はこの人以外にないくらい実行力があります。現に副理事長として新村理事長の片腕になっている実績でもわかります。特に日本酒を好み興ずれば民謡をくり返し何回でも愛唱する。小唄も印刷小唄会で渋いノドを聴かせてくれます。特技としては囲碁六段のブロ級で、会館の囲各教室でも指導しておられました。

資材対策委員会

大事なことを忘れてましたよ。
用紙、インキ、フィルム、PS版、製版薬品、樹脂版、印画紙等印刷資材の大幅値上げに対して東印工組は資材対策本部を設置し、印刷価格への転嫁を押さえるため、佐野様は本部資材対策委員長として体を張って関連業界との交渉にあたってくれました。値上げ時期の遅延要求、原価構成の明示など、印刷インキメーカーと折衝したり、製紙連合会に申入れをしたり、組合員には安易な値上げに応じないよう速報した。