明官公庁入札の支部長
支部長に就任にあたり先のスローガン、『強い絆で、明るい千代田を!明るい千代田に連帯の輪を拡げよ!』をスローガンに支部貞増強運動を強力に押し進めた。
千代田区産業展
昭和53年10月6・7日2日間都立産業会館において、第一回千代田区産業展が開催された。千代田支部も協力して印刷、印刷関連が日常生活とどのように結びついているか、実演をかねてPRし、 地域社会に貢献をしているかを明らかにした。特に区内小学校10校を加え総計7,400人を越える入場者で大盛況でした。実行委員長は新村長次郎様でした。
九地区制組
昭和54年9月1日から従来の6地区制と班制を8地区、特別地区を加えて9地区制に改正した。正副地区長様の努力により、組合員加入増強の結果として、昭和54年7月現在で組合員197社準組合員五社計202社となった。
奥村様は奥村印刷(株)の専務から社長になられたのだが、早くから組合の頁物印刷部会で活躍され本部の常務理事もっとめた。
資材対策運動
特筆としては、不況カルテルと紙の値上げに村し、資材対策委員長として、小林 忍副委員長と共に精力的に製紙業界との交渉、対応に処した。製紙側の価格改訂と品不足による現象が発生したので、井上計参議院詳員を介して昭和56年6月12日製紙メーカーとの懇談会を開き抗議した。
井上議員は当初カルテル認可に際し、個人的には印刷業界の立場にあるものの、製紙業界と印刷業界は一体であり、また、共存共栄であればこそ繁栄し、日本文化の担い手としての自覚と責務を果すそれぞれの業界であることを大極的見地から賛成した。しかしながら再度強調したにもかかわらず大幅値上げや、品不足は約束違反と善意を踏みにじる行為であるとして、大幅値上げと品不足等に対し文書による回答を求めた。
昭和56年7月14日 本部役員とメーカー代表及卸商代表との想談会では、洋紙業界、印刷業界の各市況の分析、また、両業界の実情を話し合い双方の理解を求めた。従って価格問題については、製紙メーカーが今年4月10日、第二次値上げを5月21日より15円計25円の値上げをそのまま印刷業界に転することなく、約10円ないし15円程度で、最悪の状界は避けられる見通しとなった次第です。皆様の代りに時間を費して奮聞した本部役員(佐野副理事長)奥村支部長、小林副支部長の労に感謝します。