東京都印刷工業組合 千代田支部

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千代田支部について ABOUT CHIYODA BRANCH

小林 忍

小林 忍
東京都印刷工業組合
千代田支部長 小林 忍様
昭和7年8月4日生
所属 文化カラー印刷

人気者の支部長

八十島支部長のとき、支部長最高をつとめたので経験済みとは申しながら、今度は本格的支部長として”ハイテクと情報化社会の明日に向かって協調と調和の千代田支部”としてのスローガンを打ち出した。
支部長就任にあたって”このたび東印工組千代田支部長の大任を仰せつかりました。素より私、浅学菲才の身であり、先達の築いた歴史ととりわけ伝統あるこの千代田支部をお預かりいたしますことは、果たして出来るか緊張と不安とが交錯し心身ともに硬直している現在です”(省略)と決意を示した。だが、硬直してるところが、もう一つあるのをご存じかな…

(支部行事)

賑やかに人と人のつながりを大切にする小林支部長、早速に常任役員会の初会合は、昭和63年6月14日銀座ライオン・ビヤホール特別室で気勢を上げた。昭和63年12月2日神田明神会館において第三回支部貞の集いは、前下谷支部長の後を引継ぎ108名の参加を得て盛大に開かれた。

昭和天皇・平成元年

昭和64年1月7日天皇崩御により新元号は”平成”となり新年会は中止された。例年のクリスマス、年賀状印刷については、諒闇中のことで自粛ムードが大勢を占め、本部からも事例を示して組合員に通知された。
平成元年度支部総会は例年なら都内で行われるのですが、新年会が中止になったので元年4月15日熱海”ホテルニューさがみ”で関連業者を交えて催された。’89仙台印刷文化典が元年9月8日に開催され執行部が参加した。元年12月1日神田明神会館において、第四回支部貞の集いは104名の参加者で楽しい集会として定着した。

歴代支部長の横顔”刊行

支部長の企画により、歴代支部長の業績と横顔を記録して後世に残したい意図を決め、中村顧問に執筆方を依頼した。従来とも支部史・千代田の印刷、支部創立50年史が刊行され重要な資料となっているが、貴重な文献(私の非力で不備だと思いますが)だと考えます。

横顔

小林様は人なつこい好人物で東北弁(福島出身)で愛嬌がある。従って協力者の個人能力をフルに発達させる統御力を持っているのは、ただ快活な笑いばかりではないのです。
酒とカラオケが大好きで皆んなと融け合って凄く陽気になる。新年会の宴会でも手締めのあと、執行部をお膳ごと呼び寄せて、残った酒を全部あつめて気炎をあげるのも愉快です。私も若い頃、支部の旅行会で女中さんに頼み車座になって酒豪と茶わん酒をぐい呑みしたこともありますが、昔の夢です。
小林様の実兄秀男様は私が千代田区立西神田小学校PTA会長のとき、教員をつとめておったのでよく存じ上げています。現在、市立小金井第三小学校を定年で退職され、小金井市教育委員に就かれてるとのことです。
小林様が支部長になったとき、小林先生と私3人で祝杯を上げたのですが、早いものです。もう支部長退任とは…。また祝杯をいたしますか、ご苦労様でした。

後記

以上、歴代支部長並びに顧問相談役皆様が、それぞれ時代の潮流に対応して貢献された数々を、簡潔ながら綴りましたが、まだまだ隠された功績や興味のある個人の生き方があると思いますがご寛容ください。
それぞれ対談してお話をうかがえば、より一層の深みのものがあるでしょうけれど、その機を得ませんのでお許しねがいます。