東京都印刷工業組合 千代田支部

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千代田支部について ABOUT CHIYODA BRANCH

清水 覇郎

清水 覇郎
東京都印刷業統制組合
第二支部長 清水 覇郎様
明治35年3月22日生
所属 清水印刷所

終戦時の支部長

昭和20年8月15日敗戦により戦争は終結しました。神田駿河台の清水印刷所は空襲で消失せず幸に残ったのですが、神田で操業できた17社の内の1社でした。
千代田区は麴町が第一支部(中田末男氏)、神田が第二支部となり、清水様は東京都印刷業統制組合第二支部長としてつとめ、戦後の困難な仕事としては印刷資材の配給であり、各基準によっての公正な配分を行うのに苦心されたとのことです。
最大の記録は、戦後の直前8月11日に、鉄カブト・ゲートル巻で物故者の慰霊祭を上酪農永寺において行ったことです。

横顔

清水長晃様は、一見して温容は人格者で、北米ダットリー神学校を卒業した牧師さんでした。活版印刷専門の清水印刷所代表者になったのが大正13年からです。戦後、吉田眞一郎様、矢部富三様、梶原紫朗様、松本善雄様4名の方々が清水印刷所を拠点として活動し、清水様に大変お世話になったことを伺っています。詳しいことは三松堂印刷の矢部様にお尋ねください。